シミラーウェブのデータで深めた「市場理解」と「顧客理解」を武器に百貨店ならではの価値創造を進めます
大丸松坂屋百貨店ならではのDXは「人」が紡ぐ新しい価値を提供すること
株式会社大丸松坂屋百貨店
日本を代表する老舗百貨店『大丸』と『松坂屋』を運営する大丸松坂 屋。同社のDX推進部は、オフラインに強みを持つ百貨店という業態に新 しい風を吹き込みつつある。
課題
DX推進部として、オンラインでの領域 を拡充しながら、そこで新たな体験、価 値を構築し、お客様に新しい「出会いの 場」を提供する必要があった。新しい企画、取り組みが求められる部署 のため、市場理解、顧客理解、また百貨 店以外の外部の情報やトレンドを捉えな がら企画立案を進めることが求められた。
解決
企画・アイデア立案にはシミラーウェブ での市場調査を基礎資料とし、検証の 裏付けデータとして利用。アイデアがお 客様に本当に受け入れられるのかどう か、客観的な判断材料とした。 他の百貨店は未着手でも、別の業界で 評価の高い試行などをデータによって 把握し、多種多様なアイデアを参考にで きるようになった。キーワード分析、競合他社との比較にお いて、お客様がどのようなニーズでサイ トを訪れているのかをより正確に把握し、 SEO対策やサイト改善に役立てた。
導入効果
PoC（コンセプト検証）段階においてはそ の企画にどれだけの効果があったのか、 デジタル上でのデータをすぐに取り出せ、 他社とも比較した上で経営層に判断を 仰げるようになった。生産者や卸業者など、これまでデータや 顧客の動向に触れる機会のなかった関 係者にもデータを共有することで、改善 点の共有がスムーズになった。ブラン ディングの相談を受けるなど、信頼獲得 にも役立っている。