Similarweb ユーザーワークショップ イベントレポート
Similarwebでは、四半期ごとにユーザーワークショップを開催しています。
3-4名の少人数グループでひとつの分析課題に取り組んでいただく体験を通じて、業種や役職の垣根をこえたユーザー様同士で分析手法やアイディアを共有いただくことを主旨とするイベントです。
本稿では、6月2日(木)に開催した「第5回ユーザーワークショップ」での、ワークショップやネットワーキングの様子、ご参加者の声などを、アジェンダに沿ってレポートします。
まずは、「本日の注目機能」を紹介
ワークショップでは、毎回、実在の企業やサービスを使った題材を取り扱います。今回は「トレーニングジムのサイト集客」というシチュエーションを仮定して、そのサーチとコンテンツ戦略に取り組んでいただきました。作業の説明に移る前に、題材に関連する新旧機能の紹介をするのが通例です。今回は「Search 3.0」と「バックリンク」の2つをご紹介しました。
データ精度と粒度が向上された「Search 3.0」
キーワードを分析するための指標が拡充され、より早く「知りたい情報」にアクセスできるようになりました。データ精度や粒度の向上に加えて、需要動向を可視化するバブルチャートや、検索ボリュームの推移などが表示されるようになりました。
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「バックリンク」分析機能
バックリンクの数とソースを分析できる機能が追加されました。バックリンクの質と量を評価してSEOへの影響を分析することで、リンク構築に活用できます。
早速、ワークショップへ
「本日の機能」をご紹介したあとは、早速取り組んでいただく題材の紹介です。
参加ユーザー様は利用頻度とユーザー歴を考慮してグループ分けされており、グループ作業の進め方には大きな差がでないよう工夫されています。また、限られた時間の中で効率的なディスカッションを進めていただくために、開始前には分析ステップのヒントもご紹介しています。
ここでは、70分という限られた時間の中で、分析の着眼点を探し、それを裏付けるデータからインサイトを導き、戦略・戦術の打ち手を決めるまでに至っていただきます。仮説を裏付けるデータの導き方は一つではなく、アイディアをお互いに共有されながら今回も非常に活発なディスカッションが展開されました。
グループ発表
ワークショップの締めくくりとして、グループ発表を行っていただきます。各グループから異なる分析アプローチを提示いただき、そこに至った思考プロセスや仮説建てに利用したマーケットデータなどを参加者全体に広く共有していただきます。他グループのアプローチを追体験することができる点で、グループ発表は本ワークショップの「肝」と呼ぶことができるかもしれません。
ネットワーキングと参加者の声
Similarwebのユーザーワークショップは、ユーザー様同士の交流を深めていただくことも主軸の一つとしており、後半は軽食を囲んでネットワーキングの時間としています。業種・業態の異なるユーザー様間で、同じワークショップに参加されたことを共通項として、和気あいあいと情報共有されている様子が印象的です。
最後にご参加の皆様からいただいた声をご紹介します。
「短時間で課題解決をするという(ワークショップの)経験が役に立っています。今回のお題は仮説が立てやすかったが、普段はデータを参照して仮説だてをすることから始めています。」(マーケティングリサーチ)
「これまではコストメリットが大きく求められていたが、最近はデータで示す内容にバリューを求められる。データ単品ではなく複数のデータセットを複合的に使っていきたい。」(広告代理店)
「SEOを担当しています。(今回のお題は)『女性向け』や『玄人向け』など、サイトごとに展開戦略や強みがはっきりとわかってとても面白かったです。」(消費財)
※Similarwebの活用をぜひご検討ください。詳しい情報が必要な場合は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡ください。また、無料版からのご利用も可能です。
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