新型コロナウイルスの主要業界インパクトレポート(8月1日)
最終アップデート:8月1日
新型コロナウイルス の感染拡大で、最も影響を受けやすい業界のデジタルデータからそのトレンドを追跡したレポートの最新版をお届けします。シミラーウェブでは、デジタルデータからわかる消費者およびビジネスのオンライン動向を分析した、グローバルならびに日本の業界別レポートを定期配信しています。第10週目のレポートは、8月1日までのデータを反映して作成されています。
今週の業界別トラフィック概要はこちら。
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感染拡大の「第二波」で消費活動が再度停滞へ
8月第1週には、グローバル全体で感染拡大の「第二波」ともいえる症例件数の再加速が見られました。消費活動の回復と思われるシグナルが見られた業界でも、消費者の外出への懸念が再度高まったことによるトラフィック減少が見られ始めています。さらに、各国で緩和が進んだ都市封鎖や外出自粛も警戒レベルが戻り始めており、各国政府による「収束」に向けた動きはやや時期尚早であったとも言えるかもしれません。
「忘れられた夏」への対応に追われるトラベル業界とイベント業界
激しい落ち込みを見せた各業界では今、2020年の「忘られた夏」ともいえる例外的な夏季シーズンへの対応策に追われています。
感染拡大第二波による需要減は、直近でトラベル業界に見られたトラフィック回復の兆しに陰を落としています。また、旅行関連のトラフィックは、ウイルスのリスクと消費行動の回復関係を示す直接のバロメーターと考えられます。さらにウイルス感染による長期的な健康被害が最近の研究で明らかになったことで、若年層、そしてこれまで感染リスクが比較的低いとされてきたユーザー層で危機感が高まっているとも言えるでしょう。
トラベル関連ビジネスは引き続き国・地域ごとの取組みや行動制限のレベルに大きく左右され、グローバルレベルの消費活動回復にはまだ時間がかかると考えられます。
本レポート内で紹介されていない業界のトレンドにご関心のある方は、弊社までお問い合わせください。
これまでのレポートダウンロードはこちら:
【第1週】(3月26日)
【第2週】(3月30日)
【第3週】(4月6日)
【第4週】(4月11日)
【第5週】(4月18日)
【第6週】(5月2日)
【第7週】(5月16日)
【第8週】(6月6日)
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