【コープ東北】数億円の売上機会創出。検索行動の分析からサービスの集客に繋げたOMO施策とは?
「Similarweb(シミラーウェブ)でユーザーの検索行動からニーズ導き出し、サービスの集客に繋がり、年間数億円の売上が狙える。」
“生協”と言えば、誰しも一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。
今回、東北地域の生協の連帯を通じ、組合員の豊かなくらしの実現を追求するコープ東北 サービス事業本部 菅原様にインタビューを実施。
Similarweb(シミラーウェブ)導入の当初の目的は、SEOの課題を解決することでした。
「1個の機能だけでも経済的な効果があったりするのがSimilarweb(シミラーウェブ)のいいところだと思います。」
このように語る菅原様は、Similarweb(シミラーウェブ)の調査から数億円の売上機会を創出。
一体、どのような調査を行なったのか?
データ分析によるサービス/店舗運営改善の好事例を、ご紹介します。
なぜ、競合調査ツールを導入したのか?
━━ 菅原様の業務について改めて教えていただいてよろしいでしょうか。
コープ東北は東北6県7生協の連帯組織です。各県に生協があり、それぞれの生協のシステム、仕入れ、経理など、各機能を集約しています。
事業の中身としては生活物資の店舗販売、宅配の事業が中心です。私が所属しているのは、その中で生活文化サービスを提供している部署になります。ハウスクリーニングや、物販以外の部分です。
━━ Similarweb(シミラーウェブ)を導入された背景と、どのように活用されているのか教えてください。
ウェブ周りの勉強を進めている中で、SEO対策ができていないことがわかりました。今後、自然検索によって私たちのサイトに辿り着きやすくするためにどうするか、課題を抱えていました。
勉強している中で「Similarweb(シミラーウェブ)を使うといいよ」と教えてくれた方がおり、無料版を使い始めたのがSimilarweb(シミラーウェブ)との出会いです。
そこから話が進み、導入に至りました。
使い方としては、競合と比較することで活用すべきキーワードを特定し、自社のサイトに組み込んでいくことを進めています。
「自社の業務とサービスをどう膨らませていくか?」、ヒントを得るツールとして使うのがSimilarweb(シミラーウェブ)の一番素直な使い方だと思いますね。
店舗と連携したCV増加!数億円もの売上機会創出
━━ Similarweb(シミラーウェブ)を使ったことでサービス改善をされたと伺いましたが、どのようなことをされましたか?
Similarweb(シミラーウェブ)で競合他社の流入検索キーワードデータを抽出し、カスタムカテゴリーを作り、ひたすら「どのようなニーズがあるのか?」を分析しました。
すると、おもしろいニーズを発見。
弊社はハウスクリーニングのサービスを展開していますが、この「ハウスクリーニング」と「害虫駆除」のキーワードに関連性が見つかったのです。
これが見つかるまでは生協の店舗にて「ハウスクリーニングは清掃系のコーナーでサービス訴求」をしていました。
ここで、Similarweb(シミラーウェブ)にて「ハウスクリーニング」と「害虫駆除」の関連性を見つけてからは「殺虫剤売り場でハウスクリーニングのサービス訴求」を開始。
すると、ハウスクリーニングの申し込みが増えました。つまり、ニーズは「害虫駆除」であり、手段として「ハウスクリーニング」が一致したんですね。
普通なら「害虫駆除」をしたいなら、殺虫剤などを検討する方もいますが、人によっては「ハウスクリーニングをすることで害虫駆除および部屋を綺麗にしたい」といったニーズもある、ということがSimilarweb(シミラーウェブ)の調査でわかりました。
━━ おもしろい関連性ですね。
これをきっかけに弊社はさらに施策を加速させ、ハウスクリーニングサービスの動画施策を開始しています。飛び先がハウスクリーニングの動画であるQRコードを店舗に展開し、ハウスクリーニングの申し込み数増加を図っています。
このQRコードを51店舗の生協に展開
なんと、これだけで新たに年間数億円の売上を狙えます。
Similarweb(シミラーウェブ)でユーザーの検索行動からニーズを導き出し、サービスの集客に繋がり、年間数億円の売上が狙える。
Similarweb(シミラーウェブ)を導入して良かったです。
また生協内でも「データ分析からサービス改善および店舗運営改善」の流れが画期的だと話題になっています。これまで、サービスが店舗と連携するということはありませんでしたから。
━━ 数億円の機会創出はすごいですね…。他に、Similarweb(シミラーウェブ)をご利用されていてよかった点はありますか?
良かったのは業界全体をまるで空撮映像で見てるかのように見れる、というのがすごくいいですね。
Similarweb(シミラーウェブ)導入前は、キーワードをひとつひとつ検索していかないと、ユーザー動向がわからなかった。
これが、Similarweb(シミラーウェブ)のカスタムカテゴリーを使い、自分で選択した競合や関連企業の状況が一目でわかる。
これはインパクトありますよね。
Similarweb(シミラーウェブ)のおかげで、今まで見えなかったものが見えてくる。この感動は大きかったです。
どの会社も「どこかの業界」に属しています。
自動車を売っていれば、自動車業界にいる、といったことです。この時、自社の業界を「なんとなくわかっている」という方が多いのではないでしょうか。
なんとなくではなく、Similarweb(シミラーウェブ)で数字として明確に出す、または具体的な検索キーワード、要はユーザーのニーズが目に見える。
Similarweb(シミラーウェブ)は、決して安価なものではないと思います。
そのため「色々と機能を使って、たくさんの気づきを得て支払った元を取らないと」と考えている方もいらっしゃるかと思います。
でも、私としては「1つでもネタが見つかれば良い」と考えています。1つでいいです。
さきほどのハウスクリーニングと害虫駆除の関連性がそうです。たった一つ見つかるだけで、Similarweb(シミラーウェブ)のコスト分の元は取れると思います。
━━ ありがとうございます。一方、Similarweb(シミラーウェブ)の改善要望はありますか?
例えばですが、YouTubeのアナリティクスのように、業界としてのベンチマークとなる数字が見れるといいですね。
「あなたのサイトはこれくらい伸ばした方がいいですよ」「オーガニック検索の割合は7割ぐらいあったほうがいいですよ」などの情報提供があると助かります。
━━ 最後に、Similarweb(シミラーウェブ)をご検討されているお客様に一言お願いします。
さきほど申し上げたように、1つ、気づきを見つけるだけでSimilarweb(シミラーウェブ)に支払った元が取れると考えています。
たしかにSimilarweb(シミラーウェブ)は様々なことできるけども、様々なものを使わないと出した出費に合わない、という考えは違うのではないでしょうか。
9個の機能使わなくてもいいから、1個の機能だけでも経済的な効果があったりするのがSimilarweb(シミラーウェブ)のいいところだと思います。
1つでいいです。
まずは、競合に勝ちたいのか、自分の扱っている商品を世の中に知ってほしいのか、他社はどのような売り方をしているのか…など、調査の目的をはっきりさせる。
そして、この目的を達成するために“1つ”気づきを得る。
これだけでも、元が取れるのではないでしょうか。
※Similarwebの活用をぜひご検討ください。詳しい情報が必要な場合は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡ください。また、無料版からのご利用も可能です。
シミラーウェブがどのようにお役に立てるのでしょうか?
今すぐシミラーウェブを使い始めるには2つの方法があります!