【株式会社エムエム総研】課題の解像度を上げ、より最適なデジタルマーケティング施策の提案に必須のツール
「Similarweb(シミラーウェブ)を通じてお客様の課題をより深く掘り下げることで、解像度が高くなる。そうすることで提案の幅が広がるだけでなく、より、最適な手法を絞り込める。そして、最適な提案ができる。」
デジタルセールス&マーケティングの専門企業として、「デジタルマーケティング」「営業DXコンサルティング」「デジタルセールス人材採用」と3つの事業を展開している株式会社エムエム総研。
7年と、長くSimilarwebをご利用されています。
今回、長らくSimilarwebをデジタルマーケティングの新規提案に活用されている、カスタマーエクスペリエンス Div. 所属のみなさまにインタビューを実施。
なぜ、7年と長く利用されているのか?
その理由を、伺いました。
なぜ、7年も使っているのか?
━━ 御社の事業内容について教えてください。
エムエム総研は、デジタルセールス&マーケティングの専門企業として、「デジタルマーケティング」「営業DXコンサルティング」「デジタルセールス人材採用」という3つの事業を展開しています。
私が所属しているカスタマーエクスペリエンス Div.では、お客様のデジタルマーケティング全体を支援しています。
━━ 7年と、Similarwebを長く使っていただいている理由を教えてください。
他ツールにない、独自のデータ分析ができるからです。
Similarwebの機能は、他のツールでは代替できない独自の機能が多いです。これにより顧客への提案に活用できるだけでなく、市場の状況を理解することもできます。
顧客が把握していない情報も提供できるため、様々なシチュエーションで使っています。
またSimilarwebのデータは常に更新され、多岐にわたる情報を常時提供してくれます。
顧客へ新規提案を行う際、二つのパターンがあります。
まず、顧客が対処すべき課題を明確に捉えられている場合。このような場合、解決したい課題に対するサービスを提供します。
もう一つの側面は顧客が「今、自社の課題は何なのか?」をわからない場合。おおまかな課題は特定できているものの、その課題が「なぜ発生しているのか?」特定できないケースです。
たとえば、ウェブサイトの訪問数が減少しているケース。
市場全体のトレンドが下がっている、または変化している。はたまた、競合が自社のユーザーを獲得している…など、あらゆる要因が考えられます。
直感や経験で「市場のトレンドが変化しているからだ!」と断定し、誤った施策を行っては結果に繋がりません。また弊社の信頼は失われるでしょう。
このような時、Similarwebを活用して解決策を見つけ出すことが非常に重要です。
Similarwebを利用することで、課題の原因を正しく把握し、適切な対策を講じることができます。
故に、Similarweb独自のデータは、弊社が顧客にデジタルマーケティングを提案する上で欠かせないツールです。
どのような機能を使っているのか?
━━ どの機能をよく使われますか?
色々ありますが、「競合のディスプレイ広告」と「キーワード分析」をよく見ています。
まず「競合のディスプレイ広告」ですが、Webデザイナーとしては他社がどのような広告を出しているか、常に興味の対象です。
たとえば、最近、ある企業が展開した広告のユニークなデザインに注目しました。
そのユニークなデザインからインスピレーションを得るだけでなく、広告のキャッチコピーから他社がどのようなターゲットの課題解決を狙っているのかも分析できます。
これにより、デザインを参考にするだけでなく、顧客が狙うべきターゲットの課題を調査することも可能。
顧客がまだターゲットの課題を見つけていない時には、これらの分析が重要なヒントとなります。
加えて、顧客にクリエイティブデザインの提案をする際「こういうデザインがいいと思い、作りました。」という根拠のない提案ではもちろん通りません。ロジックが必要です。
競合や他社のクリエイティブデザインをSimilarwebで取得し「市場および競合の概況、活用されているデザインやキャッチコピーを鑑みて、このデザインにしました。」と提案できれば、お客様の納得度は上がります。
競合の固有データが必要な場面では、インターネット上では容易に収集できないため、これらの情報が非常に有力なエビデンスとなります。
━━ 「キーワード分析」はどのように活用されていますか??
まず、流入キーワードがブランドか非ブランドか、というところを見ています。
競合が非ブランドキーワードでも幅広くトラフィックが取れている、それに対して顧客サイトはほとんどブランドキーワードでしか取れていない。加えて、それらのキーワードがオーガニックなのか、リスティング広告なのかも見ています。
特にサイトリニューアルの際には、どのようなキーワードをコンテンツに組み込むべきかを検討するために、Similarwebを使います。これは、サイトへの流入と集客に直接的に影響を与えるため、非常に重要です。
集客を目的としたキーワード調査を行い、その結果を記事やサイト内コンテンツの作成に活かしています。また、流入キーワードを分析することで、ユーザーがどのような課題を持ち、どのタイミングで検索しているのかも理解できます。
━━ 「キーワード分析」の事例などありますか?
たとえばペット業界で、ペットの病気に関連するキーワード検索の動向分析に使いました。
Similarwebで調査してみると、ペットの病気についてユーザーは目に見える症状をそのまま検索する傾向がありました。このインサイトをもとに、クライアントのウェブサイトで提供されているコンテンツを評価する。
すると、ペットの病名や症状に関するキーワードがあまり含まれていないことが明らかに。故に、検索結果でも上位表示されていませんでした。
この点を踏まえ、最新の検索トレンドに基づいてキーワードを追加し、コンテンツのリライトを実施することを提案しました。
このように検索キーワードによってターゲットへリーチできるかどうかが大きく変わることを、データをもとにクライアントに説明し、施策に展開しています。
SimilarwebのROIは?
━━ SimilarwebのROIはいかがですか?
まず、2023年9月に7回目のSimilarwebの更新を行いましたが、特に社内で更新するか否か議論はしておりません。継続して更新されていることから、費用対効果があると判断しています。
その上でROIの視点で捉えると、ROIが出ているかを定量的に判断するのは難しいです。
しかし、Similarwebを使用した場合と使用していない場合の提案書作成にかかる工数は、体感的に30%〜50%の差があると思います。
提案書の作成で最も時間を要するのが調査です。
特に、先ほどのペット業界のような市場全体の流入キーワードのデータが取得できると、調査にかかる時間の大幅な削減になります。
今後も変わらないことは、弊社がデジタルマーケティングの案件獲得において「お客様に提案する」ということ。
その際、提案のロジックを構築するためにはSimilarwebが欠かせません。
Similarwebを通じてお客様の課題をより深く掘り下げることで、解像度が高くなる。そうすることで提案の幅が広がるだけでなく、より、最適な手法を絞り込める。そして、最適な手法を提案できる。
新規案件の提案が絶えない限り、Similarwebは必要です。
━━ ありがとうございます。一方、Similarwebの改善項目はありますか?
現在、Similarwebでサイトを比較分析する際、最大で5サイトまで同時に行えます。これを、5サイト以上にしてもらえるとありがたいです。
RFPを受け取った時、顧客から複数の競合企業についての分析を求められることがあります。時には5社を超える企業を指定されることもあり、その場合は分析が複雑になります。
現在は、3社と2社、または3社と3社のように分けてグラフを作成します。これを一括でできたら嬉しいです。
━━ 最後に、Similarwebを検討しているお客様にメッセージをお願いします。
市場把握や、競合調査はデジタルマーケティング支援の中核を担っており、顧客を深く理解する上で最も重要です。
そのためには、Similarwebが不可欠だと考えています。Similarwebを使うことで、顧客と市場の関連性が明らかになり、提案の質が向上します。
また、弊社の提案を通じて、顧客のサービスがターゲットからどのように認知されているのかを顧客ときちんと共通認識を持つことは、支援させていただく上で非常に重要です。これらの観点から、Similarwebはデジタルマーケティング支援業として必要なツールだと考えています。
※Similarwebの活用をぜひご検討ください。詳しい情報が必要な場合は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡ください。また、無料版からのご利用も可能です。
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